アッティカのオリーブ

サステナブル日記

「牛肉のしぐれ煮」レシピ

材料:4人分

  • 牛肉(切り落としや薄切り肉):500g
  • しょうゆ:1/4カップ
  • みりん:1/4カップ
  • 砂糖:2大さじ
  • 酒:2大さじ
  • しょうが(みじん切り):1かけ
  • サラダ油:大さじ1
  • 白ネギ(細切り):適量

手順:
1. 牛肉を食べやすい大きさに切ります。
2. 鍋に油を熱します。
3. 牛肉を加え、全体がしっかりと焼き色がつくまで炒めます。
4. しょうゆ、みりん、砂糖、酒を加え、よく混ぜ合わせます。
5. しょうがを加え、鍋の蓋をして、中火で約10分間煮込みます。途中でかき混ぜます。
6. 火を止め、少し冷まします。煮汁がとろみを帯びてきます。
7. 煮汁がとろみを帯びたら、器に盛り付けます。
8. 白ネギの細切りを散らせて完成です。

炊き立てのご飯やお酒のお供として楽しめます。お好みで唐辛子などをトッピングしておいしくいただきます。


しぐれ煮は、牛肉や貝などを生姜と一緒に甘辛く煮た佃煮の一種です。 名前の由来にはいくつかの説があります。

  • 口の中に入れた時にさまざまな風味が通り過ぎることから、一時的に降る時雨にたとえたという説。
  • しぐれ煮の定番であるハマグリの旬が、時雨の降る時期であったことからという説。
  • 短時間で仕上げることがしぐれ煮作り方の特徴で、それが降ってすぐに止む時雨に似ていることからという説。

現在は生姜の入った佃煮全般をしぐれ煮と呼ぶようになりましたが、元々はハマグリの佃煮「煮蛤」のことを「時雨煮」と呼んでいました。この名前は、松尾芭蕉の弟子である江戸中期の俳人各務支考が名付けたと言われています。

佃煮としぐれ煮の違いは、佃煮は醤油やみりんなどで甘辛く味付けしたもので、しぐれ煮は生姜を加えたものという区別があります。地域や家庭によって呼び方や作り方は異なる場合もあります。